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天引き貯金でも選択できるリスクとリターン


定期積み立てを利用して確実にお金を貯める

本来使えるべき自分で稼いだお金を、使わずに貯め続けることは、簡単なことではありません。そのお金は、仮に使ってしまったとしても、他人からどうこう言われる筋合いのものではないからです。このため、どうしてもお金は貯めにくいものであるわけです。

しかし、サラリーマンの場合、毎月給与から控除される税金や保険料などについては、意外にもあまり意識していないものです。なぜならば、これらは必ず支払う必要があるものであり、稼いだお金として手にする以前に、天引きされてしまうものだからです。

中には、何をいくら控除されているかも、まったく知らない方もいます。つまり、天引き分はあまり意識せず、あくまでも振り込まれた金額のみを見て「少ない」となげきつつも、このお金を使って生きているわけです。

そこでこのプロセスを利用して、手軽にお金を貯める方法をご紹介します。定期積み立てを利用するわけです。

お金を増やすためには、時間を味方につけることが効果的であることについて、先に説明をしています。銀行口座からの自動引き落としを用いることで、時間をかけつつ、何の手間もなく月々お金を貯めていくことが可能となります。

定期積金を利用することで、目標額にあわせて毎月お金を積み立てることができます。そしてそれは、いつしかまとまった資金に育っていきます。

契約期間は6ヶ月から5年程度で、利率は普通預金よりも高いものの定期預金よりは低くなります。現状では利率が低いことから、利回りについてのメリットはあまり期待できないものの、元本割れリスクはないことから、安心して積み上げていくことができます。

定期積金は、普通銀行、地方銀行、信用金庫、農業協同組合などさまざまな金融機関において利用することができます。なお、定期積金には、満期や掛け金などに応じて定額式定期積金、目標式定期積金、満期分散式定期積金などがあります。

また、大手企業にお勤めの場合は、財形貯蓄などの制度が必ずあるはずです。金利も優遇されるうえ、これもまた、給与を引き出す以前に天引きされることから、手間なくお金を積み上げていくことができます。

定期で毎月積み立てつつそれを増やしていく方法

定期積み立ては、元本割れのリスクがないことから、リスクはほぼゼロのお金の貯め方ということができます。しかしながら、その金利はスズメの涙程度しか得ることはできません。効果的にお金を貯めていくためには、毎月の積立額の一部を、リスクはとる必要のあるものの、高い利回りが期待できる金融商品にまわすことも、選択肢の一つとなります。

これには、たとえば株式累積投資があります。株式累積投資は「るいとう」と呼ばれて、株式銘柄に対して毎月決まった額を投資することができる商品です。

株式投資の場合、銘柄によって大きく上がったり逆に大きく下がったりを繰り返すものです。しかし「るいとう」の場合、株価変動に関係なく毎月積み上げることから、時間的分散投資によるリスク回避が可能となります。

長期的な成長分野への投資などでは、大きなリターンを生むこともあるため、少ない金額でも、後に大きな資金を形成できる可能性を秘めます。ただし元本割れのリスクもあることは、あらかじめしっかりと理解しておく必要があります。株式累積投資は、毎月1万円以上の設定が必要ですが、毎月500円から始めることのできるワンコイン積立も存在します。

また、株式累積投資以外にも、投信積立という選択肢も存在します。投信積立とは、自分で選択した投資信託を毎月決めた金額で自動的に積み立てていく商品です。投資信託は、金融機関が分散投資をすることでリスクヘッジを図ることから、この恩恵を受けつつお金を貯めていくことができます。

積立金額の最低額が500円からの商品もあることから、小額であったとしても投資信託のメリットを享受することができます。なお、投信積立の場合、高い利回りを期待できる一方で、元本割れのリスクもあることについて、あらかじめ理解しておく必要はあります。

このように、実は月々の積立額が小額であったとしても、お金を増やす取組みを月々の天引き貯金に取り入れることは可能です。

実際に取り入れてみるとお分かりになりますが、これを切っ掛けとして経済や相場について興味を持つことが少なくありません。より多くの知識を吸収すれば、お金が大きく積み上がった際、それを如何に有効に働かせるかについてのプランも立てやすくなります。

まずは小額投資から、これらの商品を活用することをお勧めしておきます。

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